酒田競馬場(山形県)
1929(昭4)年〜1939(昭14)年

重要港湾(じゅうようこうわん)とは日本における港湾の一区分で
港湾法で
「国際海上輸送網又は国内海上輸送網の拠点となる港湾その他の国の利害に重大な関係を有する港湾で政令で定めるもの」
と定義されており
山形県内で指定されているのは唯一
酒田港だけである


その港と商業の町
酒田地方では明治時代から祭典の場などで馬の競走が行われていた



競馬熱も高く、地元有志により
酒田競馬倶楽部が組織され
1925(大14)年:町の素封家で知られる本間家から光ヶ丘の土地を借用し
光ヶ丘競馬場を開設


1928(昭3)年:地方競馬規則が公布されると
飽海郡産馬畜産組合に権利を移譲し地方競馬の施行許可を得て
翌1929(昭4)年:
光ヶ丘競馬場酒田競馬場と名称変更し
地方競馬としての開催が始まった


1937(昭12)年:主催は
山形県畜産組合連合会に移管される



1939(昭14)年:
軍馬資源保護法が公布されたのを期に廃止に至る



山形県酒田市